夏コミチラシについて

※このサイトは…
 Twitterのハッシュタグ#hijitsuzai(アニメや漫画に対する規制、児童ポルノ法の過剰なブロッキングや単純所持規制に反対する集まりで使われるタグ)での議論から生まれたものです。

 議論の経緯は以下のサイトにまとめられています。

【非実在青少年規制】廃案に向けた戦略(案) http://togetter.com/li/27821
【非実在青少年規制】廃案に向けた戦略(案)Ⅱ http://togetter.com/li/30316
【非実在青少年規制】廃案に向けた戦略(案)Ⅲ http://togetter.com/li/36516

 このサイトの使途ですが、上のような議論をふまえて、Twitterという140文字のコミュニケーションではおさまりきらない、より突っ込んだ議論をするために使おうと思っています。ですので、どちらかというと一般向けというより、#hijitsuzaiタグのメンバー向け ということになるかと思います。

※夏コミチラシとは…
 上でも述べたように、ここを閲覧しているのは#hijitsuzaiタグの方々だと思いますので、東京都青少年健全育成条例改正案(非実在青少年規制)のような表現規制が危険なものであるという、問題意識は共有していただいてると思います。また、非実在青少年規制は6月の都議会で廃案になったものの、都議会自公会派が9月都議会での再提出を明言しているので、危険は全く去っていないこともご存知かと思います。

 ところが、危機意識をすでに共有している我々と違い、一般の方々には次のような問題があります。

現状の問題点:
(a) 非ネット民には表現規制(都条例等)の問題が周知されていない。オタクであっても知らない者や影響を軽く見ている者が多い。あと、この件は30代以上の関心の方が高く、10~20代の若者で正しく理解してる者は、おそらくだが少ない
(b) 規制派の大規模な反転攻勢は必至。というより、都条例の否決時に一部メディアが「漫画/2次元児童ポルノ」と喧伝したおかげで、海外と非ネット民は心情的に規制派寄りっぽい。なので、それを利用した前回の5万筆を上回る賛成署名提出もありうる

(a)(b)を考えると、我々が今やるべきことは表現規制の問題点を広く周知することに尽きます。なぜなら規制派の優位は、徹頭徹尾、情報の隠蔽と民衆の無知に依存しているからです。それに対する最も有効は攻撃は、情報の暴露です。

というわけで「非ネットにおける表現規制問題の広範な拡散」というわけで基本戦略は定まりました。ただし、聞く耳を持たない相手に情報の伝達を試みるのは非効率です。ならば、最初は「話を聞いてくれそうな相手」への告知から始めた方が良さそうです。そういう意味では、夏コミは格好の情報拡散の場といえます。

では、夏コミに相応しい情報拡散の手段は?→やっぱイラスト入りチラシの配布かと(はい、いろいろ言ってきたけど従来型の手段に戻るわけです^^;)

その具体案については @dragoonyouie さん辺りから拝借した知恵をもとに、以下のQ&A形式で明らかにしてみたいと思います。

Q.誰がチラシを配布するの?
A.聞くところによれば今回はコミケ準備会で大々的な反対活動をするのは難しいとのことです。なので、参加サークルさんに協力を仰ぎ、各サークルブースで配布してもらうしかなさそうです。

Q.どうやって協力サークルを探すの?
A.ツイッターや自サイトでも随時呼びかけていこうと思いますが、コミケカタログが発売されたら、そこに載ってる参加サークルさんの連絡先に個別にコンタクトしたいと思ってます(膨大ですけど……

Q.チラシはどうやって配布するの?
A.各サークルで本を販売するときに一緒に手渡し、が一番効率的かと。お客さんはそのサークルの絵が好きで来てることが多いので、そこの絵師さんが描いたイラストが付いてれば快く受け取ってもらえます(以前の同人誌即売会「ぷにケット」で実証済)

Q.チラシにイラストは必要?
A.必要と考えます。前述したように腕のある絵師さんのイラストがあるだけで食い付きがちがうというのもありますが、コミケという夢のある場の雰囲気を壊さない配慮でもあります 。

Q.イラストはどこから持ってくるの?
A.協力サークルさんから提供していただければ一番有難いです^^; 提供していただければチラシハメ込み作業はこちらでやれますし、逆にチラシ(絵なし)のデータを渡してご自由に絵を入れていただいても結構です。もし、協力サークルさんに提供の余力がない場合は、こちらで用意します。とりあえず、ほしのふうた( @h_futa )先生は無償提供を申し出てくださってます。他にもご協力くださる絵師様がいれば是非っ><

Q.チラシでは何を訴えるの?
A.まずは、表現規制(アニメ・漫画規制)に向けた動きで、「好きな漫画が読めなくなる」「好きな漫画を描けなくなる」という危機が差し迫っていることを伝えるべきでしょう。その上で、①条例案は9月に再提出されるので危機は去っていないこと、②条例案の様々な問題点(表現の萎縮、親権や知る権利の侵害等)、③オタク以外も反対(有名マンガ家、弁護士団体等) といったことも知らせたいですが、チラシで全部説明し尽くすのは正直難しい^^; なので、それらについては後で説明する「携帯サイト」で補完して説明したいと考えてます。

Q.携帯サイトで補完って?
A.上で説明した①②③、その他にも児ポ法等による表現規制の危険性、それらについてのついての詳しい説明を記載した携帯サイトを我々で作るということです(ちなみに、携帯サイトの作り方 http://www.limy.org/program/mobile/list1.html )。そして、チラシに携帯用バーコード(QRコード)を付けようと考えています(携帯バーコード作成 http://www.cman.jp/QRcode/

Q.そもそもなんで携帯サイト?
A.チラシを受け取った人がその場でアクセスできます。また、20代以下の若者にとっては携帯の方がポピュラーなコミュニケーション・ツールだということもあります(注.今回の目的の一つは若年層への周知)。ただし、コミケ会場は毎回大勢の来場客やスタッフが一斉に携帯電話を使うので、実際には、回線がパンクしてその場ではアクセスできないかもしれません。しかしその場合でも、チラシを持ち帰ってもらえば、事後(帰路や帰宅後)にアクセスしてもらうことが可能でしょう。

というワケですが、上記はあくまでも「案」ですので、ここやTwitterでの話し合いや提案で、随時変更していくことになると思います。
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